玄米によるダイエット効果のメカニズム



玄米は栄養価が高い食材として、そして、ダイエットに効果的な食材としても注目されています。

健康効果を求めて玄米を食べている人がいる一方で、ダイエット目的で玄米を常食している方もいます。

ダイエットに対して食事が及ぼす作用については、消化率や、栄養吸収力が、密接に関わっています。

食事をした際に、糖質が吸収されてから血糖に変わる速度を表す指標に、GI値と呼ばれるものがあります。

食べ物のGI値を知ることは、ダイエットを進める上でとても大事なものですが、
ダイエット経験が多い人でも案外と知っていないようです。

白米と、玄米のGI値を比べてみると、白米のGIは70であり、玄米のGIは50となります。

同じ量を食べた場合に、血糖値の上昇速度は玄米の方が緩やかで、同時に、
満腹感を感じる時間が長くなることを表しています。

食事と食事の間に軽いものを食べたくなるのは小腹がすいたからですが、玄米を食べれば、
白米よりも小腹がすいた感覚が減ると言われています。

玄米のぬかからは、ガンマオリザノールという成分が補給できます。ガンマオリザノールは、
脂質を含む食べ物を食べたいという欲求を抑制する作用があります。

玄米は摂取するだけで、痩せる効果を期待できるものではありませんが、
白米よりも腹持ちが良く、その結果、余分な間食を減らすことが期待できます。

今まで白米での食事をしていた人は、玄米での食事にすれば、ダイエットがしやすくなるでしょう。

玄米は食べづらいという人は、白米と玄米を半々にブレンドしたり、
食感が白米に似ている発芽玄米を主食にして、ダイエット中の食事にするといいでしょう。

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